よくある症状 「歯がしみる(知覚過敏)」

虫歯(C2) 歯周病(P3) くさび状欠損 悪い咬み合わせ
「歯がしみる」のは
①虫歯で穴が開いてきて神経に刺激が伝わりやすくなっている場合
②歯周病で歯ぐきが下がって敏感な根っこの部分が露出してきてしみている場合
③歯の表面が溶けたり削れたりして刺激が伝わりやすくなっている場合
④咬みあわせが悪く、強い力がかかって歯はなんともないのに、中の神経が炎症を起こして刺激を受けやすくなってる場合があります。

①の場合は虫歯の治療が必要になります。虫歯を削って開いた穴に詰め物をして治療します。
進行すると神経の治療が必要になります。
神経は一度ばい菌に感染すると、回復せずにそのまま腐ってしまします。
我慢していても良くなることはありません。

②の場合は歯周病の治療は歯ぐきがこれ以上なくならないように汚れを落とし、場合によっては敏感な根っこの部分を詰め物でおおいます。

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③の場合は虫歯と言うほどではないけれど歯の表面が溶けているか、逆にきれいに磨こうとしすぎてはブラシでごしごしこすってしまい歯の表面が削れている状態です。
軽度ならばしみ止めのお薬やしみ止めの歯磨き粉を使ってもらい、症状が重い場合は詰め物で直すこともあります。
さらに以前詰めたところが、時間が経って詰め物と歯の境目に隙間ができ、そこからしみている場合もあります。この場合は詰め物と歯の間が変色したり、黒い色になっている場合が多いです。

④の場合は歯軋りや、はえ方が斜めになっているため、かみ合わせの強い歯に過度の負担がかかっている状態です。歯を保護するマウスピースや、かみ合わせの調整をすることで治療が可能です。


冷たいものがしみる場合は上記の治療で治ることも多いですが、暖かいものがしみている場合神経が痛んできている場合が多いので早めに治療にいらしてください。

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