ちょっと得する?診療トピックス

金属アレルギーについて

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After Before 歯科領域において金属アレルギーが問題視されるようになったのは、ごく最近のことです。
その理由として、アレルギー疾患を受診するのがほぼ皮膚科であること、また、多くの皮膚科医や歯科医師が、お口の中の金属が金属アレルギーの原因となるという事実を十分に認識していなかったことなどが挙げられます。

しかし近年、金属アレルギーと歯科治療の関係が皮膚科医や歯科医師から取り上げられてきています。

義歯や詰め物などの治療物、矯正器具など、アレルギーの原因となり得る金属が口腔内に存在するため、皮膚科と歯科の密な連携による金属アレルギーの予防と治療への取り組みが、必要となっています。

word_img18.gif 金属アレルギーは、金属の成分が体に触れることで皮膚が炎症を起こすアレルギー性疾患です。
その原因は、直接肌に触れる金属(ピアス・ネックレス・指輪などの貴金属や時計など)に限らず、お口の治療に使われた材料の一部からの可能性もあります。

お口の中の金属が永年にわたって唾液に溶け出し、目に見えない分子レベルのサイズで体内に入り込み血管を通して体中を巡り、その結果体中でアレルギー反応が起こり皮膚などに症状が出ることになるのです。

金属を使わない冠 金属を使わない入れ歯"スマイルデンチャー"

掌蹠膿疱症

手掌や足底に多数の膿疱が急にあらわれ、しばらくするとがさがさになる。
こういった症状は金属アレルギーで出ることが多く、皮膚科で診断を受けることもあるのですが、扁桃腺炎や歯周病等の慢性炎症が原因になっている方も多いです。
まず、担当医にご相談ください。

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