こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
昨日は築地までイエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授の講演を聞きに行ってました。
リンデ先生は歯周病の権威であり、日本でもその功績から勲章を授与されている稀有なドクターです。
内容は歯周病治療の変遷からその根拠となるデータ、実際の症例に関するお話でした。
毎度歯周病の高名な先生のお話を聞いて思うのは、歯周病は治るという事です。
患者さんには歯周病だから仕方ないとあきらめている方も多いのですが、
歯周病治療は適切に検査と診断を行い、患者さん自身が治療しようと努力してくれるなら
治すことが可能です。もちろん20代の健康な状態に戻るわけではありませんが、
だんだん悪くなっていくという状態ではなく、セルフケアで歯茎の腫れや出血、痛みが起きないようにすることができる
状態に変えることは可能です。
今後も歯周病治療に真摯に向き合っていきたいと思った1日でした。