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あきる歯科ブログ 4ページ目

新しい歯科医師の先生について

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

4月より非常勤勤務の先生が2人加わることになりました。

お一人は小川隆先生。八王子医療センター口腔外科の外科部長で東京医科大学口腔外科の准教授でもあります。
金曜午後に勤務しています。

もうお一人は小川奈美先生。偶然小川姓ですが、特に親族ではありません。東京医科歯科大学高齢者歯科の講師の先生です。
月曜と土曜日の午後に不定期ですが勤務しています。

これで予約がもう少し取りやすくなると思いますのでもうしばらくお待ちください。
ご迷惑をおかけします。

イエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授の講演

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

昨日は築地までイエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授の講演を聞きに行ってました。

リンデ先生は歯周病の権威であり、日本でもその功績から勲章を授与されている稀有なドクターです。
内容は歯周病治療の変遷からその根拠となるデータ、実際の症例に関するお話でした。

毎度歯周病の高名な先生のお話を聞いて思うのは、歯周病は治るという事です。
患者さんには歯周病だから仕方ないとあきらめている方も多いのですが、
歯周病治療は適切に検査と診断を行い、患者さん自身が治療しようと努力してくれるなら
治すことが可能です。もちろん20代の健康な状態に戻るわけではありませんが、
だんだん悪くなっていくという状態ではなく、セルフケアで歯茎の腫れや出血、痛みが起きないようにすることができる
状態に変えることは可能です。

今後も歯周病治療に真摯に向き合っていきたいと思った1日でした。


スウェーデン式歯科治療のDVD発売

あきる歯科院長の濱窪です。

先日撮影したスウェーデン式歯科治療のドクター向けDVDが発売されました。



少しでも歯周病治療の助けになれば幸いです。

頑張らなくていい

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

勤務医の新井先生がcafeglobeの取材を受けました。

下記のURLからどうぞ
http://www.cafeglobe.com/2016/12/058547itoyouji.html

歯磨きのしかた、フロスの使い方などについてです。

DVD収録中

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

昨日は歯科医師向けの治療説明DVDの収録でした。
カメラに向かってしゃべるのは初めてなので嚙みまくりでしたが何とか終了。

完成待ちです。


笑気吸入鎮静法

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

前回のお話の続きですが、歯科治療に対する恐怖心が強い方や嘔吐反射が強い方には笑気がお勧めになります。
笑気は導入が早く、抜けるのも早いため、車で来院していただいても大丈夫です。

準備として5分ほど酸素と笑気の混合ガスを吸入していただくことになりますが、通常の治療と違う点は、笑気を吸入する鼻マスクを装着していただくこと、積極的に鼻から吸引していただくこと、導入して5分、施術が終わった後5分ほど回復までお時間をいただくことになります。

注意点としては、中耳炎治療中の方、2か月以内に眼科の手術を受けた方、妊娠中の方はできないこと、鼻詰まりなど鼻から息ができない場合はできないこと、施術中に口を開くとそこから笑気が抜けるため、お話は最小限、マスクがずれないように、マスクから吸入するようにするなど患者さんの協力が必要なこと、効果に個人差があることなどがあります。

効く人には非常に便利なアイテムになりますが、向き不向きがあるため、初回1080円でお試ししていただくことをお勧めしています。興味がある方はお声がけください。


痛みが少ない治療のために

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 先日書きました歯科恐怖症や嘔吐反射の強い方の治療に関してですが、まず第一に痛みが少ない治療を行うことが目標になります。

無痛治療とよく言われますが、厳密には無痛治療というものは存在しません。正しくは減痛治療ということになりますが、痛みを感じないように留意すれば、無痛で治療を行うことも可能になります。

ポイントはまず表面麻酔(塗る麻酔)を効かせること、歯肉を乾かして奏功しやすい状態で表面麻酔を塗ります。
次に、麻酔の注射の針を刺すときが痛いため、歯茎の柔らかく動く部分をひっぱってテンションをかけ、針を刺すのではなく、粘膜側を針にかぶせるようにすると刺入の痛みが出にくくなります。

次に、麻酔薬を注入するときの圧力が痛みの原因になりますので、電動注射器などゆっくりと薬液を送り出すものを使用するとなお痛みが出にくくなります。

針自体に恐怖を感じる方もいますので、その場合はシリジェットという無針注射器で表面麻酔をしっかり効かせる方法もあります。


水圧で麻酔薬を注入する無針注射器「シリジェット」

また、歯科で苦手とされることの一つに「歯石取り」が染みるということがあります。
原因としては、歯周病になったたため、通常保護されている歯の根の部分が露出してしみやすくなっている場合や、炎症を起こしている歯茎が痛む場合、超音波の振動が強い場合などがあります。

現在使用しているエアフローマスターピエゾンはチップへの負荷が小さいときにはパワーを弱め、負荷が大きいときにはパワーが大きくなるという先進フィードバック制御により、不要なパワーによるチップの振動で生じる歯面への負担を軽減します。また、振動を制御することでチップの先がぶれて歯に強く当たっていたいということが起こらないようになっているため、非常に優しく歯石をとることが可能です。

それでも超音波歯石取りが苦手な方には、グリシンや重曹のパウダーを噴霧することで広範囲のバイオフィルムの除去をおこない、痛みが出ることを避けることができます。着色を落とす際にも有効です。


エアフローマスターピエゾン

このように痛みが出にくい機械や方法を使って治療をしていきますが、それでも怖いという方には笑気吸入鎮静法という、笑気ガスでリラックスした状態になり、恐怖心を抑えて治療を行う方法もあります。笑気についてはまた後日報告致します。

歯科恐怖症と嘔吐反射の方への取り組み

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 歯医者でものすごく痛いことや嫌なことがあって歯医者が怖い方など歯科医院自体に恐怖感を持っている方を歯科恐怖症といいます。また、そこまでではなくてもなんとなく怖いからという理由で、「歯医者に行かなきゃな」と思いながら足が遠のいていう方は多いです。

また、嘔吐反射といって口元からお口の中に触るだけでオエッっとなってしまう方も治療の難しさから、歯科治療は敬遠気味になってしまいます。

あきる歯科では、この、歯科恐怖症や嘔吐反射などの「治療した方がいいとわかってはいるけれどなかなか歯科医院にいけない」方向けの治療を始めました。

恐怖感を減らし、治療のハードルを下げる方法として、

①できるだけ痛みが少ない治療を行う 
  (シリジェット、エアフローピエゾンマスター、アネジェクト)
②現状と、何をやるかを説明したうえで治療を行う
  (口腔内カメラ、レントゲン、CT、治療説明用動画ソフト、オーラルクロマ、唾液検査)
③それでも治療が難しい方は笑気吸入鎮静法によりリラックスした状態で治療を受けてい 
 ただく

ようにしています。
各項目については明日以降もう少し詳しくご説明します。

歯科恐怖症や嘔吐反射の強い方のための笑気吸入鎮静法

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 本日あきる歯科の笑気麻酔が納品されたことに伴い、日本大学麻酔科准教授の見崎先生に院内講習を行ってもらいました。

笑気吸入鎮静法は歯科恐怖症や、嘔吐反射(おえっとなってしまう方)、そこまでではなくても歯科が怖い方、不安な方の不安感を取り除きリラックスして治療を行っていただく方法です。お子さんで動いてしまう方などにもお勧めになります。

講義を聞くスタッフ


実際に体験してみるスタッフと見崎先生。

もう間もなく、患者さんにのご案内できるようになると思いますので、興味のある方はお気軽にスタッフにお声がけください。

院内講習

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